こんばんは、たまです。
本日は昨日に引き続き、シビックタイプRの価値について調べていきたいと思います(*´ω`*)

civic type R FK8
前回記事で、シビックタイプRのFD2の10年後リセールが60%を超えるという驚愕の数値であることを紹介しました。
一方で、これほどの人気を持つシビックタイプRといえど、型式によってはそれほど人気が無く、価格が安いクルマも存在します。
そこで今回は、現在の中古車価格からそれぞれのシビックタイプRの人気度と、その新車価格から、現時点でどれくらいの価値が残っているのかを調べていきたいと思います。
タイプRの型式ごとの概算価値(価格)を調べてみる
では、各型式ごとのタイプRのリセール価格を算出してみます。
当方は業者オークションの情報は見れませんので、ネットで得られる情報と中古車販売サイトの平均価格、あとはYoutube等で紹介されている残価率(買取価格)から大体の価格を予想する形とさせていただきます。
よって、確実な値ではありませんが、大体の傾向はつかめると思います(*´ω`*)
EK9 初代シビックタイプR (1997年~2001年)

Civic Type R EK9
言わずと知れた初代シビックタイプR。
発売は1997年と、すでに23年が経過している車です。
普通であれば値段など付かないレベルですが・・・
- 最低価格:110万円
- 最高価格:323万円
- 平均価格:220万円 (新車価格169.8〜219.8万円)
なんと、平均価格が新車価格を上回っています。
23年前の車なのに・・・です!
これはもう残価率というより、プレミア価格が付きまくっている状態です。
今でもこのタイプRは神格化されており、どんな新しいタイプRが出てこようと、真のタイプRはEK9だ!という、ある意味宗教的な臭いのする層が現れるほどの人気があります。
そして、このタイプRは米国の25年輸入解禁ルール※()がもうすぐ到達するため、さらに値上がりしていくことは間違いありません。
現状ですら新車価格以上で取引されている車両もあるのに、このEK9という型の人気はすさまじいですね(; ・`д・´)
EP3 シビックタイプR (2001年~2005年)

Civic type R EP3
2代目となるシビックタイプRです。
この車両はイギリスにあるスウィンドン工場で生産され、日本に輸入されてきていたことから、現行のFK8と同様にヨーロッパのホンダ・オブ・ザ・ユーケーが手掛けたモデルとなります。
このタイプRは、EK9と比べて車体は大型化したものの、エンジンは2.0リッター化され、その出力がNAにして215馬力という1リッターあたり107馬力というレーシングエンジンを積んでいることが特徴です。
スペック上はEK9を上回りますが、その現在価格はというと。。。
- 最低価格:55万円
- 最高価格:148万円
- 平均価格:99万円 (新車価格220〜255万円)
勿論普通の車に比べれば、過走行で年式が古くとも残価はあるのですが、EK9と比べるとやはり見劣りしてしまいます。
原因は、万人受けするデザインではなかったことが最も大きいようで、ストリームや初代フィットに似ている事も人気が出づらかった要因の一つかと。
なので、このEP3型タイプRに関しては、現在のところ新車価格の約40%程の価格帯となっています。(それでも40%というのは非常に高いレベルです。。。実際の下取り価格は店の取り分等も考えるともう少し下がりますが)
FD2 シビックタイプR (2007年~2010年)

Civic typeR FD2
3代目のシビックタイプRは、ベースのシビックがセダンタイプとなったことから、タイプRで初めてのセダンタイプとして登場しました。
実は、このタイプが私の中では”ホンダのタイプR”というイメージです。
EK9やEP3が出ていた当初はまだ小学生とかでしたので、車にそれほど興味がなく、印象に残っていないんですよね。
ただ、このFD2は丁度車の免許を取ったあたりで車に興味も出てきており、ホームページを眺めると、タイプR専用ページがから漂う特別感が、とても気になる一台でした(*´ω`*) それは今でも変わっていませんが。
エンジンはEP3と同様K20Cエンジンを搭載していますが、さらにチューニングされ、出力は225PSまで向上しています。
NAエンジンの2リッターでこの出力を発揮しているエンジンは、世界的に見ても、同社のS2000に搭載されているF20Cエンジンを除き、最新車を含めても出力で勝るものは存在しません。
また、デザインも優れていることから、今見ても見劣りすることなく非常に人気の高い車種となっています。
では、このFD2の現在価格はというと・・・
- 最低価格:125万円
- 最高価格:375万円 (ただし無限RRは除きます)
- 平均価格:180万円 (新車価格283.5万円)
ということで、かなり人気の高いモデルであることが分かります。
もちろん、他の2種と比べるとかなり高年式であることも要因ではあると思いますが、この車は高年式低走行で新車価格の1.5倍という値段で取引されているようです。
この車、EK9のように年式的にJDMとして注目されているわけでもないのになぜこれほどの人気車となっているのかというと、国内で正規販売された最後のNAタイプRであることが要因として大きいようです。
これ以降はヨーロッパ仕様のハッチバックモデルと、FK2やFK8のようにターボモデルが続きますので、NAエンジンを積んだタイプRの最高峰モデルとして人気がある模様。
かなりカッコイイモデルですし、2.0リッターのNAエンジンを積む現行車に敵う車はいない程の性能を持つ、まさにタイプRの名にふさわしいモデルですので納得の価格ですね(*´ω`*)
少し長くなってしまいましたので、今回はここで切ります。
また次回続きを記載していきたいと思いますのでよろしくお願いします(*´ω`*)