こんばんは、たまです。
FK8 シビックタイプRのマイナーチェンジ版が日本でも正式発表となりました。

Minor changed civic type R FK8 Ver. Japan
ほとんどが事前に展開されていた情報通りでしたが、あまりクローズアップされず謎であった項目も目出度く解禁になりましたので、マイナーチェンジ後 シビックタイプRの気になるアレを見ていきたいと思います(*´ω`*)
ホンダセンシング搭載で車両重量は増えるのか!?

Honda Sensing
さて、システム面での今回の一部改良の一番の目玉と言っても良い、ホンダセンシング採用について。
現行のホンダ車なら軽ですら搭載されているこのシステムが、ついにタイプRにも搭載されることになりました。
これで、FF車最速の動力性能を持ちながら、MT車最高の予防安全性能を併せ持つ、ある意味スーパーカーへ進化したわけですが、スポーツカーとしては、新たなシステム搭載による重量増加が気になる!!!
タイプRを買ううえで、車体重量が重くなったのはちょっと・・・しかもエンジンに改善は無いので純粋なパワーウェイトレシオの増加に繋がる改良は、スポーツカーとしてどうなの!?と言う人も多いはず・・・。
パーツ点数は増えてるはずなので、重量増加は避けられないか・・・!?
マイナーチェンジ後のタイプRの重量は・・・
車両重量変更なし!!!
マジかぁ・・・・これは唯一アドバンテージがあるかなと思っていた前期型所有者としては悔しいポイントです(; ・`д・´)
後期型・・・いいなぁ・・・。
しかし、限定モデルは大幅に軽量化!・・・アレ???

CIVIC Type R Limited Edition
続いて、大幅な軽量化が施されたというリミテッドエディションについて。
事前情報では、鍛造ホイールの採用や吸音材のカットにより、ノーマル比46kgの軽量化を達成し、その他の改善も相まって鈴鹿でのコースFFレコードを更新した、といった記載を見かけました。
こちらも正式発表されたモノは、専用装備内容が事前情報と一致していましたが、ということは重量は標準車の1390kgから46kgを引いた1344kgとなる・・・?

Limited Edition
あれ、20kgしか変わらない!?Σ(゚д゚;)
ここは事前情報と違いますね(*´ω`*)
ホイールの変更は10kgの重量軽減という公式の紹介ビデオがありましたので、これは確定として、吸音材のカットで残り10kgの減量でしょうか・・・・。
具体的にどこの吸音材をカットしているのかというと、上記画像の通りホンダの公式サイトで詳しく解説されています。。。。ん?
このカットされる吸音材で36kgもある・・・?(; ・`д・´)
言うても丁度10kg程度じゃないか?
なんか雲行きが怪しくなってきました。
ちょっとアメリカのホンダのサイトでも情報を拾ってみましょう。
シビックタイプR 限定車の解説ページで、車体軽量化に関する説明がありました。
A lighter car means faster lap times, and the Type R Limited Edition features 46 pounds of weight-reduction modifications to help improve performance on the track.
(軽量化はラップタイムの短縮を意味し、Type R Limited Editionは、サーキットでのパフォーマンスを向上させるために46ポンドの軽量化変更を行っています。)
※1ポンド = 0.45kg 46ポンド=約20kg
46ポンドと46kg・・・
ただの誤植やんけ!( ゚Д゚)
ということで、当初情報からすると肩透かしを食らった感じはありますが、一応事前情報と変わらず、標準車よりは軽量化されているようです。
まぁ、元々FK8はアルミボンネットフードを採用してますし、同クラスのライバル車に比べて大人1人分くらい軽い(AWD車のライバルだと大人2人分も軽い!)のであまり大それたことが出来なかったのかもしれませんね。
どこかのメーカみたいにカーボンホイールつかって後席取り払ったレコード更新専用モデルみたいな大人げない内容にならなくてよかった
値上げ幅は・・・?
あと気になる点は値段です。

Price of FK8
シビックタイプR FK8の前期モデルは、消費税8%時代は450万円、消費税が10%に上がって458万円のプライスでした。
今回発表されたマイナーチェンジモデルの価格は・・・

The price of minor changed FK8
マイナーチェンジ後モデル、475万円でした!
差額は約17万円、4%程の値上げに留まりましたね。
ちなみに、フィットの場合だと、ホンダセンシング無しにすると7万円程値引きされますので、ラジエターやブレーキ、内外装の改装に伴う価格アップは約10万円と言えそうです。
続いてリミテッドエディションは・・・

The price of Civic Type R Limited Edition
550万円でした!
想像してたより安い?・・・・といっても高いけど。
ホンダアクセスの鍛造20インチホイールは25万円/本程するので、ホイールの鍛造化とタイヤのグレードアップだけ見ても30万円弱お買い得・・・ではありますが、このリミテッドエディションの価格アップはほぼホイールの値段というのがなんとも。。。
限定ってだけで欲しくはなるんですけどね、逆立ちしても買えませんが(*´ω`*)
まとめ
ということで、マイナーチェンジ後モデルの気になる点について調べてみました。
メインは車体の冷却性能の向上とホンダセンシングの追加というわけですが、その他の部分に目を向けてみると、
- 車両重量は変更なしで安全装備が充実。
- 標準モデルの値段の向上も、内容を考えれば妥当 or リーズナブル
- 限定モデルの一番の特徴は鍛造ホイールだが、同装備を普通に買うよりも30万円ほどお得
という形で、まぁ順当に改良モデルになっていました。
S2000のように、マイナーチェンジによって大きな変更が無い分、絶対に初期型が良いという点もなく、粗捜しをしていた私としてはちょっと残念(新型羨ましい!)な結果に。
まぁ、見た目はほとんど変わらないうえに、恐らく後期型パーツを取り付けるカスタムも流行るでしょうから、私も気分だけ後期型モデル造って楽しもうかなと(*´ω`*)
以上です。