こんばんわ、たまです。
ようやくクリアー層が乾いたので研ぎ出しに移っていきたいと思います。
が、その前に大事なことを。
タミヤのオートバイ模型に付属しているデカールは、通称水転写デカールと呼ばれるものです。ガンプラなどに標準で付属しているデカール等に比べると扱いは難しいものの、非常に薄く、リアルにできているのが特徴です。
ただし、このデカールも印字とは違い、どうしてもデカール自体の厚みが出てしまい、それがリアルさを欠く原因となってしまいます。
具体的には、デカールを張った上からクリアーコートすると、デカールの部分だけ、重ね塗りしたクリアー層が1段浮いたような状態になってしまいます。これは、デカールの厚みの上にそのままクリアー層が乗っているため。
そこで、リアルさを増すために、デカール上の盛り上がったクリアー層を削り取ることで、デカール表面とカウル表面を均一面にし、シール感をなくすための整形を行います。
上手く写真が撮れなかったのですが、HONDAという文字の上に横一直線に薄く線が見えるのが分かるでしょうか?これが、デカールの厚みとそれによるクリアー層との段差です。
クリア仕上げだと、どうしてもこの線が目立ってしまい、仕上がりが不格好になってしまいます。特にデカールマシマシなレーシングカーなどは顕著です。。。
そこで、この部分を1500番~2000番のヤスリで馴らしていきます。すると・・・
こんな感じに、デカール表面のクリア層が削られ、文字とカウルが一体化下のが分かるでしょうか?
これで、カウル表面にあたかも文字が刻印されているような状態にすることができ、模型をもう一段階リアルに仕上げていこうと思います。
尚、当然ですが、デカールの厚み分、デカール上部のクリア層は薄いため、あまり削りすぎるとデカール自体も削ってしまうため要注意です。
クリア層を厚めに塗り、デカールとカウルの段差のみを消すつもりで優しくペーパーを掛けるのがコツですね。
ということで、デカール周辺の整形が終わりましたので、やっと本来の研ぎ出し工程に入れます。
長かった製作記もようやく終盤まで来ました。
あと少し、お付き合い願います。
今日は以上!
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