こんばんわ、たまです。
本日は正式4月10日に発売となった、トヨタ新型RAV4について、インプレッション記事をお届けしたいと思います(*´ω`*)
というのも、ふらふらとドライブしている際に、たまたまディーラーに展示車が置いてあるのを見かけましたので、そのまま突撃してきました。
またしてもアポなし(^-^;
外観について
今回撮影した車のグレードは、ガソリンモデルのG”Z Package”というガソリンモデルの最上級モデル。
しかも、オプションは一切ついていない状態のプレーンな状態でした。
なので、素のG”Z Packege”を見てみたい、という方には参考になるのではないでしょうか(*´ω`*)
ということでまずは外観を。
サイズ的にはハリアー+αくらいなのですが、ハリアーが高級志向なのに対し、RAV4はやはり本格的なクロカン志向のデザインになっています。
とはいってもフレームはカムリと同じTNGAの新型フレームが使われています。
例え方が悪いかもしれませんが、CH-RがプリウスのSUVなら、RAV4はカムリSUVみたいな感じですね。
リアはこんな感じです。
このRAV4ですが、トヨタ初のキック式パワーバックドアが採用されています。
ハリアーに搭載されているような、単に自動で開け閉めができるタイプではなく、最近流行りのリアバンパー下のセンサーに足をかざすと、自動でオープンするタイプです(*´ω`*)
営業さんが実演してくれましたが、残念ながら開かず・・・。
レクサスのものそうですが、なかなか感度悪いみたいですね・・・(^-^;
あと、写真撮り忘れたのですが、このG”Z Package”に標準装備されるホイールが、ガンメタリックのかなりカッコよいホイールとなります。しかも19インチ。
※見積もり趣味レーションの3Dから持ってきました。 https://toyota.jp/rav4/grade/grade2/?padid=from_rav4_grade_grade2_detail
これはかなり迫力があり、また、高級感も感じました(*´ω`*)
HVやアドベンチャー含めて、一番デザインが良いんじゃないかな?と、個人的に思います。
ということで外装はこんな感じです。
曲線よりは直線を主体とし、武骨さを強調したデザインで、ハリアーとは明確に差をつけていることが改めて分かりました。
そして、シャシーはハリアーよりも新しい、TNGAのGA-Kプラットフォームを採用。
これは、カムリやレクサスのES、あとは米国で販売されているアヴァロン(米国仕様クラウンみたいな感じ)といった高額車に採用されているものと同じものとなり、十分なフレーム強度・剛性を確保していると思われます(*´ω`*)
内装(前席)
では続いて内装へ。
外観はクロカンよりの武骨なデザインでしたが、内装はどうか、確認してみます(*´ω`*)
運転席周りはこんな感じです。
外観同様、直線基調の武骨なデザインでまとめられていました。
ハンドルはカムリやカローラスポーツと同じタイプっぽいですね。
クルーズコントロールスイッチは、個人的にこちらのほうが使いやすいのですが、スイッチ周りの質感が不足気味かな、という印象です。
センターコンソールは高めで、こちらも直線基調。
普通の車と異なるのは、センターコンソールにAWDの制御ボタンや走行モードのスイッチが大量に配置されていること。
色々車の特性を変えることができるので男心をくすぐります(*´ω`*)
ただ、ちょっとスイッチが多いので、いっそのこと走行モードもダイヤル式にして、感覚で分かるような操作にしても良かったのかな?とは思いました。
触り心地は良かったです(*´ω`*)
エアコンパネル周辺です。
左右独立エアコンに加え、シートヒータのスイッチも搭載。
G”Z Package”はシートヒーターしかつけることができませんが、アドベンチャーを選べばシートヒーター&ベンチレーションシステムをオプションで選択することができます。
先日行ったレクサス UXの試乗でシートベンチレーションの虜になってしまった私。
選べるのであれば恐らくつけると思います(*´ω`*)
(残念ながらRAV4は、本装備はアドベンチャー専用装備となっているそうです)
ハンドルスイッチ周りはこんな感じ。
派手な加飾はないものの、CH-Rと異なり、しっかりソフトパッドを使用してくれていますので、質感的には不満はありません。
尚、写真に写っている通り、ドアグリップが非常に大きく、力強さが表れていました。
内装(後席)
続いて、後席内装を見ていきたいと思います。
運転席から見たリアシートです。
実はこのG”Z Package”は、合皮シートが標準装備となっています。
手触りも良く、とても質感が高く感じました(*´ω`*)
中央には大きめのひじ掛けが用意されており、収納こそないものの、カップホルダーが装備されていました。
加飾は少なめです。
後席の広さはこんな感じです。
足元の広さは十分で、窮屈な思いをすることは無いと思います。
さすが、カムリと同じプラットフォームですね。
センターコンソール後端にはエアコンの吹き出し口が装着されており、その下にはUSBのコネクタも装着されていました。
リアドアです。
フロントと同等のデザインを持たせているようですね。
加飾は少なめなものの、しっかりソフトパッドが使用されており、質感を不満に感じることはありませんでした。
しかも、このRAV4は、ドアがフロア下端まで伸びているタイプなので、雨の走行後や悪路走行後の乗り降りでも服を汚すことがないよう、配慮されていました(*´ω`*)
荷室
ラゲッジスペースについても確認してきました。
めっちゃ広いです。
と言ってこのサイズのSUVであれば、これくらいが普通なのかもしれません。
CH-Rはラゲッジ容量少な目なので・・・(^-^;
また、それほど大きくは変わらない物の、積み込む荷物のサイズに合わせてフロア高さは変えることができます。(写真は一段下がっている状態です)
そして、このパネル、実はリバーシブルになっており、逆にすれば雨や泥で汚れたものを置くのに適した樹脂製パネルとすることができます。
リアドア後端には電動ハッチの操作ボタンを装備しています。
ボタンを押すことで開閉、途中停止を操作することができ、さらに途中停止した状態で長押しすると、現ポジションをメモリー。
次回以降はそのメモリーしたポジションで止まるようになります。
なので、天井や後部の余裕のないガレージを使われる方も、安心して操作することができます。
価格・グレードについて
価格・グレードについては下記の通り。
各グレードの解説を先にしてしまうと、
- X : ベースモデル
- G、G”Z Package” : 上位モデル
- Adventure(アドベンチャー) : 本格クロカンモデル
といった棲み分けとなっているようです。
[2.0L ガソリンモデル]
”X”(2WD)・・・\2,608,200
”X”(4WD)・・・\2,835,000
”Adventure”(4WD)・・・\3,137,400
”G”(4WD)・・・\3,202,200
”G Zpackage”(4WD)・・・\3,348,000 ←今回の実車写真はこれ。
[2.5L ハイブリッドモデル]
”HYBRID X”(2WD)・・・\3,202,200
”HYBRID X”(4WD)・・・\3,450,600
”HYBRID G”(4WD)・・・\3,817,800
エントリーモデルで260万円ということですので、価格的にはハリアーの下に位置するモデルですね。
アドベンチャーは、本格SUVならではというか、悪路走行や不整地走行を楽しみたいという方向けのモデルで、快適装備、安全装備等が若干オミットされている代わりに、内外装がそういった用途に最適なものへと改装されています。
↓こんな感じ
アドベンチャーは外装パーツがよりアグレッシブになっており、ホイールデザインも異なります。
また、アドベンチャー専用塗装色(シックな色が多い)もあるという、クロカンを望まれている方向けのモデルであることが分かります。
まとめ
ということで新型RAV4の実車インプレでした。
残念ながら試乗車がまだ登録されていないということで、運転フィールについてはお伝えすることができませんでした。これについては追々・・・。
簡単に纏めると
- ハリアーと車体サイズは近いものの、商品の方向性は、ラグジュアリーに振ったハリアーと異なり、クロカンへ振ったモデルであることを再確認できた。
- 内装も武骨なデザインでまとめられているが、全体的に質感が不足しているという印象はなく、良い塩梅に纏められている。
- 後席スペース、ラゲッジスペースが大きく、レジャーユースでの活躍を大いに期待できる。
- 燃費の良いハイブリッドモデル(2WD, AWD)を選択することができる。
といった感じです。
そして、グレードの項でも記載した通り、クロカン志向のユーザ向けにアドベンチャーというグレードを設定したことで、ユーザが選ぶグレードを非常に明確に分けることができたと思います。
ちなみに、私がオススメしたいグレードは、ガソリンモデルの G”Z pakcage”です。
今回見た展示車を見て、質感的にも機能的にも申し分なく、アドベンチャー程のクロカン志向はないものの、安全性能や悪路走破性を良いレベルで兼ね備えているグレードであると思います。
また、今回のRAV4の情報を得たことで、CR-Vとの比較記事、少し訂正が必要だなーと感じました。
RAV4、良いですね!(*´ω`*)
最後までご高覧いただきましてありがとうございました。