これはカッコイイ! トヨタの新型カローラスポーツの試乗インプレッション 安いが質感、性能、燃費に大満足!

自動車

こんばんわ、たまです。

 

本日、我が家の嫁車の6カ月点検のためにディーラーを訪れていました。車種はC-HRのハイブリッドGと呼ばれるタイプです。

 

このC-HRについて、購入についてはいろいろと動いた結果、かなり安く買え、なんと月間自家用車にてX氏の値引き特報で1ページ丸々使って紹介されました

その時のテクニックや車購入時にできるだけ安く買うコツについては、また別記事にしてお送りしたいと思います。

 

で、ここからが本編なのですが、せっかくディーラーに行くので気になっていた車の試乗をさせてもらうことにしました(*´ω`*)

 

試乗させてもらった車はカローラスポーツ。最近発売された、実質オーリスの後継モデルですね。カローラと名づけられていますが、普通の人が想像するカローラとは違う車、と認識したほうが良いです。

 

※ カローラスポーツ HYBRID G”Z”グレード  トヨタHPより引用

 いやぁ、カッコイイですね(*´ω`*)

普通に我が家の車にしてもイイかも、と思える外観です。CMに菅田将暉さんや中条あやみさんを起用し、若返りをアピールしているのも話題に笑

 

ちなみにカローラ cmで検索すると、検索候補の中に面白い検索候補が笑。気持ちは分からなくはないですがね(^-^;

 

さて、どんな車なのでしょうか?

 

カローラスポーツの概要

カローラスポーツは5人乗りのハッチバックモデルです。

世界的にはCセグメントと呼ばれるクラスで、同じ形状の車と言えば、ホンダのシビックハッチバック、マツダのアクセラスポーツ、スバルのインプレッサスポーツ、そして欧州での直接的なライバルとなるVWのゴルフです。

VWのゴルフと言えばCセグメントのベンチマークとも呼ばれる完成度の高い車で、カローラスポーツはそのゴルフをとても意識している車です。

カローラスポーツの立ち位置やその他詳細については様々なニュースサイトやブログで記事がありますので、ここでは私が乗ってみた感想を書いていきたいと思います。

 

カローラスポーツのインプレ

試乗させていただいたのはカローラスポーツ1.2lターボのG”Z”グレード FF(前輪駆動)モデルです。

あと、評価するにあたり、数値的なものがあったほうが分かりやすいと思いますので、星の数での評価をつけていきたいと思います。

  • 外観について
  • 内装について
  • 走行性能について
  • 乗り心地について

 

外観について ★★★★☆

まず外観について、これは最初にも書いた通りとてもカッコいいです。

カローラスポーツ 外観写真

トヨタ カローラスポーツの外観。写真がうまく撮れてなくて申し訳ないのですが、G”Z”の車体にTRDのエアロが付いています。フロントのホイールハウス付近にハイブリッドのエンブレムが付いていないことからガソリンモデルであることが分かります。

 

思いっきり木の影が映り込んでいる、しかも私の影がバッチリ映っているという・・・今後構図はしっかり考えます(; ・`д・´)

これまでのカローラの保守的なデザインとは打って変わってシャープなデザインになりましたね。若者にも受ける(であろう)今風の外観になりました。

この試乗車はG”Z”グレードなので、ホイールサイズが18インチとなっていました。ホイールハウスとタイヤの隙間は、ノーマルでも下写真のように結構タイト。

 

トヨタ カローラスポーツ G"Z"グレードの専用ホイール。

トヨタ カローラスポーツ G”Z”グレードの専用ホイール。18インチの切削仕様で、足回りがとても引き締まって見えます。ホイールハウスとの隙間も狭く、スポーティな仕上がりです。

 

リアのブレーキランプも、昨今の流行りであるチューブタイプが採用され、見た目にも新しさを感じました(*´ω`*)

 

私の感想として、外観は昨今の流行りを取り入れた新しいスタイルのトヨタ車という感じで、とても高評価でした。

 

内装について ★★★★☆

 

C-HR内装1

カローラスポーツのナビ回り。ナビは我が家のCH-Rの7インチよりも大型の8インチが取り付けられていた。文字も大きく見やすかったです。

カローラスポーツの内装についてですが、思っていたよりもずっと質感は良かったです。ダッシュボードからドアハンドル付近まで、ソフトパッドがふんだんに使用され、ドアスイッチ周辺も安っぽさは無かったです(*´ω`*)

 

 

カローラスポーツ内装2

シフトノブ周辺。こちらも質感は上々で、合皮のシフトブーツやノブ周辺のピアノブラックの化粧パネルなど、C-HRと比較しても遜色ないレベルでまとまっています。

 

こちらはシフトノブ周辺。化粧パネルがピアノブラックだったり、シフトレバーにもブーツにも合皮があしらわれており、質感も確保しています。

 

カローラスポーツのハンドル。クルコンやサウンドコントロールのスイッチが貧相なのが残念・・・。

 

ハンドルも本革仕様で握り心地も良かったです。ステアリングの剛性が上がったとのことですが、私の腕では違いは分かりませんでした(^-^;

ただ、サウンドコントロールやクルーズコントロールのスイッチ関係の装飾が乏しく、このあたりは貧相に見えたかな・・・と思います。

 

 

一方で、個人的にとても先進性を感じたのがメーター周辺でした(*´ω`*)

中央のメータに注目していただきたいのですが、これ、スピードメータの針を含めてすべてデジタル表示でした。表示はとてもきれいで滑らかでした。

これまでメータの針がデジタル表示の車に乗ったことがなかったので、個人的にとても不思議な感覚でした(*´ω`*)

 

ということで内装は、カローラとは思えないほど気合をいれて作られており、上級車種からの乗り換えでも不満がないくらいに纏まっているのではないかと(*´ω`*)

ただし、ステアリング周辺の貧相さは何とかしてほしいところです・・・

 

 

走行性能について ★★★★☆

カローラスポーツ エンジン外観

1.2lダウンサイジングターボエンジン。上部に設置されているインタークーラーが目を引きます。物はC-HRのターボエンジンと同じで、先代オーリスから用いられているユニットです。

走行性能についてですが、この車が搭載しているエンジンは1.2lのダウンサイジングターボエンジンです。

ダウンサイジングターボエンジンというのは、簡単に言うと小さな排気量でより大きな排気量のエンジンと同等のスペックを実現する、という目的の元開発されたもので、絶対的な性能よりはバランスを重視されてチューニングされているターボエンジンです。

特性としては、エンジン回転数1500rpmから4000rpmまでの間で最大トルク185N・mを発揮するもので、自然吸気エンジンで言うと1.8L~2.0L程度の力が出ているエンジンです。

 

雑誌やみんカラなどのインプレを見た際に、非力だという言葉を度々見かけていたため、あまり期待していなかったのですが、これがなかなか気持ちよく加速してくれるエンジンでした(*´ω`*)

1500rpmというか、大体2000rpmくらい(感覚ではアクセルを少し踏み込んだ感じ)から元気になる印象で、バイパスに合流するための登坂路+合流の為の加速も難なくこなしてしまいました。

 

会社の社用車に1.5Lのカローラセダンがあるのですが、あれと比べても全然力強く、よっぽどのスポーツ走行をしなければ、動力性能に関しては不満はないのではと思います。

 

逆に言えば、スポーツと名がついているばかりに、スポーツ走行性能に期待して試乗した方々からすれば、物足りない、と感じてしまうのかもしれません。

 

でも、日常使う分では全く問題ない性能を有していると思いますので、個人的にはとても良いと思います(*´ω`*)

 

 

ちなみに、ガソリンモデルのCVTはステップ変速制御が採用されており、非常に気持ちの良い変速感を味わうことができます。ステップ変速について簡単な記事を造りましたので、良ければこちらもご覧ください(*´ω`*)

 

マニュアル車が欲しいけど、操作に自信がない・・・。オートマだけど変速を楽しめるステップ変速制御について
CVTのステップ変速制御について簡単に解説します。要はATのような変速制御をCVTで行うことで、アクセルを踏み込んだ際のCVT特有の違和感を消すことができるというものです。疑似ATと言えど、その制御はなかなか気持ち良いチューニングが施されていますので、免許や家庭の事情でMT車が選べない方は必見です(*´ω`*)

 

乗り心地について ★★★★☆

これが一番の関心事でした。

どのインプレを見ても、乗り心地がよい!と記載されているんですよね。C-HRや自分の乗っているアコードと比べて、どのくらいの乗り心地なのか、注意してみてきました(*´ω`*)

結論から書くと、うちのC-HR(私はとても高評価)と同等かちょっと良いくらいかな?というレベルです。

18インチのホイールは、やはり地面の細かい凹凸を拾って、運転席に伝えてしまいます。とはいえ、角は取れてマイルドになっているので、不快と感じることは全くありません。トヨタ車にしては、思ったよりも凸凹を拾うな・・・と感じたということです。C-HRと同じくらいか、それほど変わらない感じですね。

ちなみにC-HRと同程度・・・って書くと、なんか大したことなさそうに見えるのですが、C-HRはかなり乗り心地良いです。購入前に試乗して度肝を抜かれたのですが、この価格帯でアコード(マイチェン前)よりも格段に乗り味が柔らかく、振動や騒音も少ないって、、、やっぱトヨタすげぇわ、、、、と思い知らされたのですが、今そのC-HRに乗っているため感動が薄れただけかと。

なので、乗り心地については18インチ仕様でも問題なく大満足を得られるレベルだと思います(*´ω`*)

 

しかし、今回の試乗で試したかったAVS(Adaptive Variable Suspension system:連続可変サスペンションシステム)が試せなかったのは残念。。。ガソリンモデルには採用車がないんですよね・・・。

AVSは簡単に言うと、フロント・リアサスに仕込んだセンサーで路面からの入力の強弱を感知、そのデータから自動的にサスペンションの減衰力を調整するシステムで、これにより路面の状況や走行シーンに応じて最適な固さに自動調整して、乗り心地を向上させるシステムです。

下記のトヨタの解説ムービーを見ていただければ一発でお分かりかと(*´ω`*)

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

これ、楽しみにしてたんですが、試せず終いでした。残念!

 

まとめ ★★★★☆

ということで、カローラスポーツ試乗記でした(*´ω`*)

まとめると、外観良し、動力性能も必要十分な性能を持ち、乗り心地も快適で、これなら全然自分の愛車に選んでもイイな、と思えるくらいの車でした。

最初に記載した通り、ゴルフの対抗馬として開発されたということですが、私ならゴルフよりもカローラスポーツを選ぶ自信があります。

ゴルフのDGS(デュアルクラッチトランスミッション)という変速装置、低速の制御がちょっと好きじゃないんですよね。。。中速~高速はとても良いのですが。

 

あと、値段が少し高めに感じますが、これはカローラというよりもオーリスの後継車なので、カローラと比べれば、そりゃ高く感じるわな、と(^-^; なので、比較車両を間違えないようにしないと、です。

 

ただ、現時点で正式に自分の愛車候補にならない理由があります。これは完全に私の都合というか好みの問題なのですが、6MT仕様にAVSの設定がないこと。

これさえ出てくれればアコードの入れ替え時期に本気で検討車両の一台に入ると思います。

 

ということで、カローラスポーツの試乗記でした!

巷で話題の通り、とても良い素性の車で、およそ文句のつけようがありませんでした。細かいコメントはありますが・・・些細なことです。

 

これから車を探す方、買い替える方にもお勧めできる、良い車だと思います(*´ω`*)

 

 

本日は以上!