トヨタ C-HR 納車6カ月後に感じた、良いところ・悪いところの紹介

Toyota C-HR (2017)

こんばんわ、たまです。

今日は我が家のC-HRのインプレッションを掲載したいと思います。

 

 

うちのC-HRのグレードはGハイブリッドとなり、外観的特徴としては、白×黒のツートーンカラー、そして、TRDのマッドフラップ(赤)を装着している以外は基本的にはノーマルです。

細々した部品はつけていますが、それは後々紹介したいと思います。

 

C-HRという車についてざっくりとインプレ

まず、納車から半年、約7000km弱を走行しての印象を簡単に記載します。

基本的には大満足の車で、前回の記事に記載した通り、最新のシャシーが奢られており、車体剛性が高く、走行安定性も高い。先進の安全装備も装備されているので、もしもの時にも安心できる車です。

そして、最初は奇抜かなと思った外観も、慣れてくるとだんだんかっこよく見えてきまして、正直アコードよりもC-HRの外観の方が気に入っている自分がいます(^-^;

なので、嫁さんと休みが被った日は、敢えてC-HRで出かけたりすることも(*´ω`*)

 

コンパクトSUVであるため取り回しが容易であり、外観も最新のスタイルを纏っていることから、自分自身が若返ったような錯覚を覚えます。そして、それ故にアクティブになり、C-HRとどこかへ出かけたくなる、そんな車だと感じています(*´ω`*)

 

不便・欠点と感じた点

まずは、不便・欠点と感じた点について記載します。

  • ハイブリッドでも非力さを感じる場面がある
  • リアゲートの開閉が非常に重い
  • ハンドルが重い

 

ハイブリッドでも非力さを感じる場面がある

これは、普段乗っている車が何か、によるかもしれません。

嫁さんはNAの軽自動車からの乗り替えでしたので、C-HRのパワーに大満足のようですが、私は普段アコードに乗っているため、どうしても出力的に物足りなさを感じてしまいます。

C-HRに搭載されている1.8L THS(Toyota Hybrid System)Ⅱのシステム出力は1.8Lエンジン(98馬力/142Nm)+モーター(72馬力/163Nm)でシステム出力は122馬力とのこと。

 

この122馬力って他の車で言うとどれくらいのパワーなのか

 

参考に、FIT RS 1.5Lのエンジンのデータを調べたところ、その出力は132馬力ということでした。

ということは1.5Lエンジンに劣るということ!?

 

もちろんそんなわけはなく、システム出力の記載は122馬力と平凡の域を出ないことは確かなのですが、モータの出力というのは低回転域で強さを発揮しますので、低速トルクはFITより優れているはず!

 

ちなみに0-100km/hまでの加速スピードをサクッと調べてみたところ、

 

C-HR(ハイブリッド):10秒

FIT RS(1.5L NA):9秒

 

・・・あれ?(*´ω`*)

 

ということで必要十分な速さではあるものの、トルクフルとかパワーモリモリというわけにはいきません(^-^;

スポーツモードにすればいくらかマシになるので、出力不足が気になる方はパワーモードを積極的に使うといいかも。

 

リアゲートの開閉が重い

これ嫁さんがよく文句言ってるのですが、リアゲート開けるのが辛い(重い)ということ。

そんなことないやろーと思って実際やってみると、確かに重いわ・・・(((; ・`д・´)))

男の私が実際に触ってそう感じるのだから、女性だとそれはもう辛いことでしょう。

 

ハッチバックの場合はどうしてもリアガラスとリアパネルが一体型になってしまうので、重くなってしまう傾向がありますが、C-HRの場合はクーペボディに近づけるために、通常より長大なガラスエリアが設けられています。

そのおかげでリアハッチの重量が増し、開けにくいという事態に。。。

そして、その重量を支えるためにダンパーも結構硬めのものが入っています。

なので、閉めるときにも結構力が要ります・・・。

 

ハリアーみたいに電動リアハッチをつけてくれていたら良かったのにな、、、(*´ω`*)

 

ハンドルが重い

私普段ホンダ車に乗っているので余計感じるのだと思いますが、トヨタ車ってホンダ車に比べるとハンドルが重いイメージがあります。

C-HRを購入したお店で試乗させてもらったカムリも、車格はアコードとほぼ同じなのですが、ハンドルがアコードに比べてだいぶ重いな、と感じた覚えがあります。まぁ車格は関係ないかもしれませんが・・・。

 

特に低速走行時は、ハンドルが軽いほうが車体を操りやすくていいと思うのですが、結構ずっしり来ますのでここは個人的にマイナスポイント。。。

 

 

良いと感じた点

次に、使ってみて良いと感じた点について記載したいと思います。

 

  • 外観がカッコイイ
  • 燃費が良い
  • 乗り心地がよい

 

あと、上記は良くインプレ雑誌等に乗っている内容なので、そういった場所であまり取り上げられないが、私が良いと感じるポイントを下記の通り書き出してみました。

 

  • シフトのフィーリングが良い
  • ACCの設定速度への復帰が速い
  • ナビ画面が運転席へ傾けられていて、とても見やすい

 

外観がカッコイイ

バイクもそうですが、車も自分の好みで選んだほうが大事にするし、運転をするにしても楽しいですよね(*´ω`*)

C-HRの外観はトヨタのキーンルックを最新版にアップデートしたもので、なかなか奇抜な顔をしているものの、昨今のトヨタ車の中では結構いい顔をしていると思います。

今年の春?に発売されるとみられる新型RAV4も、同様のフェイスが奢られています。

 

そして、コンパクトSUVならではのキュっと絞られた車体は、塊感があり、無駄をそぎ落とした動物のようなイメージ。

メーカが異なるものの、マツダのデミオをイメージした跳(はずみ)というデザインが非常にマッチしているな、と感じました。

ちょっと画像を見つけることができなかったのですが、チーターのような肉食獣が、獲物を捕らえるために体を縮こめて力を貯めている、というイメージです(*´ω`*)

 

それがぴったり当てはまる、小さいながらも力強さを感じさせる、良い纏まり方だと思います。

 

燃費が良い

前述の通り、ハイブリッドモデルはプリウスと同じTHSⅡの最新型(wikiによると第4世代らしいです)が搭載されています。

従い、その燃費が優れていることも容易に想像できます。

 

カタログによると、プリウスの燃費が最上級モデルのAプレミアムで37.2km/Lに対し、C-HRのハイブリッドGは30.2km/Lとなります。

C-HRの方が若干劣っていますが、CH-Rはプリウスに比べて空力的に抵抗が大きい形状となっていること、車重が50kgほど重いため、プリウスに比べると不利になっているようです。

とはいえ、他のSUVと比べると圧倒的に良い燃費性能を発揮します。

 

嫁が使った場合の実燃費は、夏場で21~22km/Lほどでした。と言っても使い方は、片道5km程の通勤と買い物、子供の送り迎えという使い方なので、これでもかなり悪い値が出ているのではないでしょうか?

少なくとも夏場であれば20km/Lを切ることはなさそうです。

 

一方で冬場はどうしてもエンジンが起動する時間が長くなってしまう(エンジンを最適な状態にすべく一定の温度を保つ必要がある、また、エアコン(ヒーター)を使うためにはエンジンの熱を使う必要がある)ため、燃費が大幅に落ちます。

今の時期(外気温が3~8度くらい)でおそらく17~18km/Lくらいかと。

これはもう仕方ないですね。

 

とはいえ、SUVの中ではかなりの良燃費を示しますので、維持費を抑えることができ、給油回数を減らせますのでストレスがありません。

 

乗り心地がよい

昨日の記事でも書きましたが、C-HRはトヨタのTNGAプラットフォームを採用した2車種目となります。

プリウスで分かった改良ポイントを積極的に取り入れることにより、完成度はさらに向上しています。

 

そのTNGAによって剛性が高められ、車体全体がカチッとしています。

そして、その強固なフレームは、サスペンションの動きを阻害しないため、サスペンションが本来の設計通りの仕事を果たすことができるようになります。

新たに採用されたザックス製アブソーバの性能とも相まって、良好な乗り心地を提供してくれているわけです(*´ω`*)

 

アコードハイブリッドは17インチのホイールを履いていて、セダンという車体形状からも乗り心地に関してはかなり有利なはずなのですが、正直18インチを履くC-HRの方が乗り心地が良いと感じました

 

それは、車体に適切に施された遮音材や吸音材の影響による雑音の封じ込めによって、聴覚的に不快な音を感じないという面もプラスに働いているとは思いますが、基本は剛性の高いシャシー性能によるもの、と考えられます。

 

同様のシャシーを用いたカローラスポーツの評判も良いですよね(*´ω`*)

 

 

シフトのフィーリングが良い

これ、嫁さんは全く気付かなかったのですが、C-HRのシフトのフィーリングがとても良いです。

C-HRハイブリッドはプリウスで採用されている、シフト操作をしても元の位置に戻るタイプではなく、旧来のゲート式と言いましょうか、ガソリンのAT車に用いられるものと同じタイプです。

シフトブーツが奢られていて、少しお洒落に見えます(*´ω`*)

 

 

実はこのシフト、例えるならマニュアルトランスミッションのシフトを操作しているような操作感が与えられています。

 

通常のシフトであれば、スルスルと抵抗少なく動いていくのですが、このC-HRのシフトは『コクッ、コクッ』という感じで、程よい抵抗感があるのです。

 

私はこれを触った瞬間結構感動したのですが、嫁さんは割とどうでもよい内容なようで(^-^;

 

そして、惜しむらくはAT車であるためにそれほどシフトを操作する必要がなく、発進時と停車時くらいしか触ることがないということ。

イイ感触なのに残念です(; ・`д・´)

 

ACCの設定速度への復帰が速い

アコードに乗っている際の不満なのですが、ACCで前車に追従して車速をコントロールしてくれるのは良いのですが、前車が居なくなってから設定速度に復帰するまでに3テンポ位遅れて加速が始まります。

その間に後続車に距離を詰められ、自分でアクセルを踏み足す必要がでてくるのが少し不便だな、と感じていました。

 

一方でC-HRの制御は、前車が居なくなるとすぐに加速を開始してくれて、ストレスがありません(*´ω`*)

アコードもこれくらいパッパと制御してくれると嬉しいのですが・・・

 

ナビが運転席側へ向けられていて、とても見やすい

これはカローラスポーツを運転して初めて気づいた利点です。

 

C-HRのナビ画面やインパネは運転席へ向けて少し傾斜がつけられており、ドライバーが容易に操作・視認できるよう工夫されており、かなりユーザフレンドリィな設計であることに先日気づきました。

 

というのも、後発のカローラスポーツに試乗した際に、ナビは真正面に据えられていたのですが、運転していて助手席側の画面が見づらい(運転中の視線移動が多くなる)と感じじたんですよね。

 

何が違うのか考えたら、そうか、C-HRはインパネごと運転席側へ傾斜が付いているので、運転する自分から見えやすく、操作しやすかったんだな、と気づいたのです。

 

小さな点ですが、こういった使いやすさを考えられている(これはドライバーズカーとして設計した結果なのだと思いますが)点がとても良いと思います。

 

まとめ

ということで、C-HRのインプレッションを纏めてみました。

若干の不満点もありますが、概ね印象がよく、とても良い車だと思います。

 

後席が狭いといった評価もありますが、うちは家族4人でこれに乗って旅行に行ったりもしますが、特に狭いと感じたことはありません。

アコードでも後席スペースはそれほど広くはないですので、広さを求めるならミニバン等に乗るしかないですね(^-^;

 

 

私的には、さらに強力なエンジン(or ハイブリッドシステム)を搭載し、リアゲートに電動方式を採用してくれれば、さらに魅力的になるな、と感じました。

 

最近発売されたホンダのヴェゼルツーリングなどは、かなりいい塩梅の調整だと思います。トヨタもこれに続け!?

 

ということで、C-HR 6カ月目インプレッションでした。

 

このC-HRを購入する際に行った交渉内容が、月間自家用車様で紹介されましたので、その方法について記載しておきました。

色々な店舗を回って得られたマル秘情報も入れておきましたので、良ければ一度目を通してみてください(*´ω`*)

 

車のお得な買い方とは! 雑誌に取り上げられた、私のディーラーでの新車購入交渉術を公開!
今日は、私がトヨタC-HRをお得に買えた方法について書きたいと思います(*´ω`*) 月間自家用車様にも取り上げられ、個人的にも大満足だった金額での購入に至った流れを綴っています。 そして、他サイトには書いていない、その中で得たマル秘情報も併せて記載していますので、車を買う際に損をしたくない!という方、是非ご一読ください。