こんばんわ、たまです。
本日ちょっとヒヤっとしたことがあったので紹介します。
会社からの帰社時、いつもの道を走っていると、前方にワンペダル機能を搭載したであろうノートe-powerが走っていました。
なかなかゆっくり走っていたので、すぐに追いついてしまったのですが、そのノートe-powerが、頻繁にブレーキランプが点灯します。
まるで、煽るな!と警告しているかのように。
私の方が前方車両に追いついて、車間が少なくなった際に煽ってると勘違いされたかな?と思って少し車間を開けますが、そのノートe-powerはそれ以降も頻繁にブレーキランプを点灯させます。
それも結構な期間で、本当に何度も何度もブレーキが点くのです。
『これは、逆に煽られてる?でも、それほど悪意を感じないが・・・うーん』
という感じで、少し車間を確保しつつも、同じ方向に向かっているため仕方なく、ついていったのですが、ある程度走ってからあることに気づきました。
『あ、これ、ブレーキを踏んでるのではなくて、アクセルを戻しているんだ!』
と。
e-ペダルにしても、ワンペダルにしても、日産の売り文句を使えば、アクセルだけで加減速のコントロールが可能なシステムです。
これは、アクセルを踏めば他の車と同様に進みますが、アクセルを話した場合に惰性で進む状態にはならずにブレーキを掛けたのと同じくらいの減速が発生します。
これによってアクセル操作のみで加減速の調整ができるのですが、ブレーキと同等の減速を行う場合は、ブレーキに触れてなくとも自動的にテールランプが点灯するという機能がついています。
これは本来追突事故防止のための機能です。
車両の減速時にブレーキランプがつかなければ、後続車は前方車両がスピードを落としていることに気づきにくくなります。
なので、自車がワンペダルによって強力な減速Gが発生しているときは、ブレーキを掛けたのと同様の状態であることを後続車に知らせるために、ブレーキを点灯させているのです。
そこで、先ほどの私の遭遇したノートについて考えてみると、『ブレーキランプが度々点灯しているが、それほど執拗に煽っているようにも感じない。』
これを上記ワンペダルの仕組みと照らし合わせて考えると、このノートの運転手はワンペダルを用いて運転していたが、不慣れなのか、そういった運転スタイルなのかわかりませんが、一定期間ごとにアクセルを戻すという操作を行っていたと思われます。
その為、ワンペダルのシステムにより、アクセルがパーシャルになった瞬間、車両に減速力が発生し、ブレーキランプが点灯したというわけです。
これ、仕組みを知っている私でも気づくのに少し時間かかりましたので、車の仕組みを良く知らない人からすれば、前方車両に煽られた!となっても不思議ではない状況でした(*´ω`*)
もし、あなたがe-pedalやワンペダル搭載車両に乗っていらっしゃる場合は、パーシャルにした瞬間にブレーキランプがついていることを考えて、あまり不必要ににアクセルを抜かないように注意したほうが良いかもしれません。
特に普通の車から乗り替えて、アクセルをパーシャルに戻して惰性で車を進める癖のある方は要注意かと(; ・`д・´)
ということで、ワンペダル搭載車の後ろを走って、不思議な体験をした話でした(*´ω`*)