こんばんは。
今回、『事故車を購入してみた』について記載したいと思います(今更ですが2022年頭に購入しました)。
といっても狙って事故車を買ったというよりは、購入したいと思った車が事故車だったという話ですが・・・
購入した車はHONDAのCR-Z。
2011年モデルのαブラックレーベルで6速MTのモデルです。

CR-Z 2011年式 α・ブラックレーベル
購入のいきさつ
そもそもでいうと、新しく車を購入する予定はなかったのですが・・・
これまでは通勤車として、維持費の安い軽自動車、ダイハツ”エッセ”に乗っていました。

DAIHATSU ESSE
シビックがあるものの、スポーツカーとしてみれば比較的高燃費とはいえ、ハイオク指定であること。また、消耗品(特にタイヤ代)が高いため、軽自動車の維持費を考えてもそちらの方が安上がりという考えから所有していました。
車体は身内から譲り受けた状態なので、ほとんどイニシャルコストは考えなくても済んだというのも大きいです。
このエッセに関して言えば、NAの軽自動車でしたので、パワー的には若干の物足りなさを感じてはいたものの、燃費もよく、小回りも効き、部品代や税金も安いので維持するにあたっては非常にありがたい車でした。
そのため、ちょうど乗り始めて2年を過ぎようとしていたところでも、迷うことなく車検を受けることを選択し、車検を通しました。
・・・と、エッセの車検と若干のリフレッシュを完了したところで、親から『馴染みの車屋に程度の良い中古スポーツカーが入荷した。興味あったら見てみて』といった連絡が。
前述のとおり、もう少しパワーのある車に乗りたいな、通勤が楽しくなるような車はないかな、でも維持費はできるだけあげたくないからやっぱり軽かな、とかぼんやりと考えてはいたので、なんとなく興味が湧き、情報の車種を確認したところ、昔興味のあったCR-Zということ、かなりの安値で販売できるということから現物確認に行くことにしました。
現社確認をしたい旨を伝え、ショップからの返信を受け取った際に、”この車、確定ではないがおそらく修復歴ありです”という話を聞きました。
うーん事故車(?)かぁ・・・?
車両状態・修復の具合
修復歴ありというということで、事前に聞いていた販売価格が安いのも納得。今回購入は見送りにする方へかなり心が傾いたのですが、すでに興味あると連絡してしまっていたため、とりあえずは現車を見に行くことにしました。
実際見た感じだと、想像していたよりもかなり程度がよく、走行距離も5万キロ代と、年式の割には少な目。
グレードも当時のトップグレード(α・ブラックレーベル)で、CR-Zの中古車で多いグズグズの内装を懸念していたのですが、意外にもこれもかなり綺麗。
さらに前オーナーの趣味か、無限のエアロが組まれており、サウンド系のチューニング(アンプ、ウーファーとおそらくデッドニングも)がされているという状態でした。
ここまで見るとかなりの掘り出し物に見えるのですが、忘れてはいけないのが修復歴。懸念となっている修復個所の確認をしてみることに。
修復個所はリアパネル。
確かに外観からそこが後から塗装されていることが分かりました。
トランク内の発泡スチロールを引き抜いて、フロアパネル内側の変形を確認したところ、気になるような皺はなく、ハイブリッドバッテリー外観、サポート共にぱっと見では変形や交換歴もなさそう。
素人考えですが、後方を少しぶつけてバンパーサポートがひしゃげたため、パネルを交換したといったところでしょうか?ウェザートリップをはがして確認してみましたが、スポット溶接がいじられている形跡があったので、やはりここを変えたと思われます。
一応外周とボンネット内も確認させていただいたものの、それ以外で気になる箇所はなし。
修復車ということでしたが、ホイールはかなりきれいで、ガリ傷は一切なし。
後方のダメージもそれほど大きくないのでアライメントが狂ってまっすぐ走らない、といった事態もなさそう。幸いナンバーがあったので近くを試乗させてもらいましたが、変な挙動や車体が変な方向に流れていくということもなく、修復に関してはとりあえずの心配はなさそうでした。
なんだかんだで結局購入。決め手は・・・?
値段的にもかなり魅力的なのですが、修復歴ありがやっぱり気になる。。。
が、最終的には購入しました。決め手は以下の通り。
- MT車であること、走行距離に対して内外装の状態が良い
- 修復歴があるものの走行・機能に影響を与えないと(素人)判断
- 購入会社が親類馴染みの店舗
一元ではなく、親類含めてこれまでお世話になっている店舗だったので、万が一致命的な問題が発生したとしても、真摯に対応していただけると判断。
まぁ、結果的に半年で手放すことになったのですが・・・
理由は次の記事で書きたいと思います。