こんばんは、たまです。

RAV4 PHV
前々からアナウンスはありましたが、RAV4のPHVモデルが正式発売されましたね!
大容量バッテリーの搭載で、PHVの代名詞の一つでもあるアウトランダーPHEVをも上回るEV走行可能距離を誇る、待望のSUV型PHVがトヨタから発売となりました(*´ω`*)
でも・・・待望のモデルであるはずなのに私から見た残念ポイントがちらほら・・・。
そこで今回は、私が考えるRAV4 PHVに関する残念ポイントを紹介します(; ・`д・´)
予想以上に値段が高い・・・

Rav4 PHV Cost Table
驚いたのはまずその価格です(; ・`д・´)
エントリーグレードは469万円から。
ただ、恐らく装備やオプション的には売れ筋は真ん中のG”Z””となると思いますが、このグレードになると本体だけで499万円となります。
オプションと諸経費を600万円に近い価格になることを考えると、もう高級車の域に達してしまいます。
一方で、ガソリンモデルのRAV4を見てみると265万円からという価格帯。
ということは、いくらPHVとはいえ、素体が265万円のクルマに倍以上のお金、ほとんど高級車クラスのお金を払うのかと考えると・・・
うーん。。。(; ・`д・´)
EV航続距離95km・・・そんなに要る?
続いて、EV走行可能距離がWLTCモードで95kmに達するという点。
これはネガなポイントではないのですが・・・この航続距離を定めた理由はいったい・・・?(; ・`д・´)
私の場合ですが、普段の街乗りで95kmのEV走行距離が必要なことはそれほどありません。
通勤で車を使っており、そこそこ会社から距離があるものの、往復で60km(バッテリーの経年劣化や冬場の性能低下も考慮しても)走れれば十分です。
そして、これだけのバッテリー容量を持ちながらの何故か急速充電に対応していないという。。。
『EVだけで遠くに行けますが、遠くに行った後は普通にハイブリッド車になります(*´ω`*)』
あれ・・・普通のRAV4のHVモデルで良くないか・・・?(; ・`д・´)
価格に対する特別感が無い??

RAV4 PHV Luxury??
最後はその見た目。
これだけの価格設定でありながら、ノーマルとの差別化が少なすぎません??
通常のプリウスとプリウスのPHVモデルを見てもらえば分かりますが、あちらはPHVをより上位モデルとして位置付けて外装の大幅な変更を行っています。
つまり、プリウスの場合はシステムだけでなく特別感を演出しているわけですが、RAV4 PHVにはそれが見られない。
精々バンパーのデザインがちょっと変わった程度です・・・。
本体価格500万円、諸経費入れて600万円に迫ろうという価格は、普通にレクサスのNXの競合価格帯です。

LEXUS NX F sport 価格:450~544万円
というか、むしろRXすら射程に入っています(; ・`д・´)

Lexus RX 価格:513~642万円
これだけの金額を出せる人は、よほどお金に余裕がある人か、もしくはその車を買うことでその所有感を味わいたい人かと思います。
僕は断然後者の方が多いと思うのですが、その人たちがRAV4とNX, RXを比べたときに、お金を出して所有するのであれば、RAV4 PHVを選ぶことは無いのでは・・・(^-^;
まとめ(と少しだけ良い点の紹介)
という形で、私の記事では珍しく、対象車をこき下ろした内容となってしまいました(^-^;
別に嫌いではないですし、魅力的ではあると思うのですが、個人的によくわからない設定が多いなと・・・。
モノは良いので、バッテリー容量を減らして、EV航続距離を60km程度に抑えて値段を下げれば、アウトランダーPHEVに流れる客を捉えることが出来たのではと・・・。
価格設定からすると、今の競合は完全にアウトランダーではなく、格上のSUV群になります。
その場合RAV4が勝てる要素はあるのか・・・(; ・`д・´)
あ、動力性能は圧倒的でした!!
最高出力306PSと0-100km/h加速6秒台という性能は、並みのスポーツカーなど寄せ付けない、SUVとは思えない速さです。
その数値は、ホンダのスポーツカーの代名詞であるタイプRの称号を持つ、私のシビックと殆ど変わらない数値です(; ・`д・´)
参考:シビックタイプR FK8 最高出力320PS、0-100km/h加速:5.7秒

Civic Typr R FK8
SUVでどこでそんな性能使うの・・・
以上、ありがとうございました(*´ω`*)