シビックタイプR FK8 納車一年での故障個所を紹介! イギリス車の品質は!?

Honda Civic Type R (FK8)

シビックタイプR FK8が納車されて、早くも1年が経過しました。

 

車体の調子も良く、毎回元気に走り回ってくれているのですが、1年間の間にいくつか故障(?)がありましたので、ご参考までに紹介しておきたいと思います。

 

 

シビックタイプR FK8は、ご存知イギリスのスウィンドン工場生産となりますので、外国車になります。

Honda of the UK Swindon factory

Honda of the UK Swindon factory

 

そして、エンジンは米国製ですので、日本では設計した車体をすべて海外拠点で組み立てているというイメージになります。

 

そんな海外製シビックの品質は如何に!?

 

 

故障点1 雨滴感知センサー(レインセンサー)

納車後一番最初に気づいた不具合は雨滴感知センサーの不具合です。

Rain drop sensor

Rain drop sensor

雨滴感知センサーとは、バックミラー奥くらいのスペースに収納されているカメラで、フロントガラスへの水滴の付着を感知するためのものです。

これが反応することで、ワイパーをAUTOポジションにしておけば、雨が降り出すと自動でワイプしてくれます。

 

今回の不具合の内容は、雨滴センサーが過剰反応を起こすというもの。

 

小雨や霧雨であっても、センサーがご認識し、ワイパーが全力で動いてしまいます。

 

動く分には良いんじゃないかとも思いますが、これ、結構目障りで、しかも、乾いたガラスをゴムで撫でているので、ゴムのヘタリも早くなるし、窓ガラス側にもなにやら跡が残るわで何一つ良いことがありませんでした。

 

 

ディーラーに持って行って相談すると、HONDA内の不具合情報を調べてくれて、割とすぐに同様の不具合が報告されていることが判明し、ユニットを交換してもらえることとなりました。

 

ちなみに、FK7も同様の症状があるようですので、もしオートワイパーに違和感がある方はディーラーに問い合わせしてみても良いかもです。(うちのシビックは固有No.29000番台なので、前期型でもかなり後半に製作されたものですが、不具合品でした)

 

 

故障点2 燃料ポンプ(リコール)

2点目は燃料ポンプの不具合

これは、うちの車に症状が出たというよりは、リコールで不具合を知ったという形です。

Fuel Pump Recall

Fuel Pump Recall

内容としては、燃料ポンプに不具合があり、最悪の場合はエンジン停止してしまうとのこと。

これは結構SNS上でも報告がありましたが、正式にリコールになったようです。

 

 

ただこのリコール、実は2回目で、1回目と2回目の違いは対象車番の違いです。

 

調査の末、1回目のリコール対象車以外にもヤバいのあんぞってことで慌てて追加リコールしたんでしょうね。うちの子がクリーンヒットしてました。

 

まぁリコール=無償アップデートという認識なので、『リコールがでたぁ・・・』というよりは『やった当たりだ!』と若干喜んでしまいましたが。

 

 

これはユニット交換してもらって処置完了。

うちのは症状が出ていなかったので、処置前後で違いはありませんが、症状出る前で良かったですね。

走行中にエンジン停止とか恐ろしすぎますからね・・・。

 

 

故障点3 アイドリングストップが作動しない

3点目はアイドリングストップについて。

Idling stop error

Idling stop error

FK8には純スポーツカーには珍しいアイドリングストップが付いているのですが、これが突然作動しなくなりました。

 

メータ内のマルチインフォメーションモニタには、バッテリー電圧不足の表示が。

週1くらいでしか乗らないのでそのせいかと思い、ある程度距離を走ってみたりしたのですがそれでも復活せず。

 

ディーラーで見てもらっても原因不明で、一旦クレームとして制御装置を一式交換対応しますという話になりました。

 

それでも、一時的には治るのですが、またしばらくするとアイスト不能に。

色々と調べてもらったところ、追加でつけている計装品の暗電流(エンジンが止まっている間に流れている微弱な電流)が原因では?という話になり、各アイテムの暗電流を測定したところ、ドラレコの駐車記録機能が悪さをしているという結論に。

 

ドラレコの接続を切った状態で、バッテリー充電すると無事アイストが復活しました。

 

色々と調べてもらったりパーツ交換してもらったのですが、一応クレーム扱いで無償修理となりました。こちらが取り付けた機器が原因なのに申し訳ない・・・

 

 

(・・・ところが最近またアイストしなくなりました。ドラレコは線を外していたので、今度の原因は何??走行に影響はないのと、またディーラーまで持っていくのが面倒(20kmくらい離れてるので笑)なので、もうこのままでいいかなと)

 

 

その他

不具合としては上記3点なのですが、もう一点、フューエルキャップの出っ張りが大きく、ボディラインと一致していないという事が分かりました。

 

一応初回点検時にこのことを伝え、出来るところまでは修正してもらったのですが、それでも日本車のようにぴったり面一まではいきません。

 

それほど目立つものでもないため、ここで修理完了としました。

 

 

 

まとめ イギリス製の品質について

ということで、うちのFK8に生じた不具合3か所+1点を紹介させていただきました。

CIVIC TYPE R FK8

 

嫁車であるC-HRと比べると明らかにディーラーに持っていく回数が多いのですが、内容を見ていただければ分かる通り1~3はイギリス生産が問題なのではなく、設計の問題とユーザー側の問題となります。

 

唯一、フューエルキャップのズレが生産国による問題・・・?のように思えますが、それ以外は思ったほど海外製品故のトラブル等は有りませんでした。

(ナビの接続が特殊で、ハンドルスイッチ接続用変換器が高く、取り付け断念したというのはありますが・・・)

 

外車と言うと壊れまくるというイメージがあるのですが、シビックについてはその点安心して日本車同等の品質が保たれていると感じます(今のところは)。

 

 

というかアコードなんかもタイ生産なので、外車が壊れやすいという話は、生産国が問題と言うよりはやっぱり設計の問題なんでしょうね・・・。

 

ということで、シビックタイプR FK8 納車1年で故障した個所についてお届けしました。