こんばんわ、たまです。
本日は、CVTのステップ変速制御について記載します。
この機能、近年発売されたCVT車に搭載されているのですが、例えばスバルのリニアトロニックと呼ばれるシステムでは、2015年ごろからオートステップ変速制御を採用しています。
また、最近発売された車種で言えばホンダのシビックやトヨタのカローラスポーツのCVTにも採用されています。
ちなみに先日カローラスポーツの試乗記を記載しましたが、ガソリン車であったためこのステップ変速を味わうことができました。
というか搭載されていたことを忘れていて、バイパスの加速時にすこし踏み込んだところバッチリステップ変速してくれたんですよね。
それがまたすごく気持ちいいんです(*´ω`*)
もしかしたらMTじゃなくても良いんじゃないかな・・・

ということで、簡単に紹介します。
ステップ変速とは、簡単に言えば本来シームレスな変速装置であるCVTに、ATのような疑似的な”ギアの変化”を連想させる変速制御のことを言います。
動画があったので張り付けておきます(*´ω`*)
これはスバルのフォレスターのようですが、フォレスターに採用されている変速装置はリニアトロニック(CVT)ですので、本来は変速時にこのような高回転域での回転数の変動は起こりません。
しかし、敢えてこのような制御を行っているのです。
その理由は、単純にドライビングプレジャーの為(*´ω`*)
CVTの変速は、滑らかで良いのですが、エンジン回転数の変化と実際の写植の伸びが合わず、違和感を感じることが多いです。
i-MMDの項でも書きましたが、CVTもアクセルを踏み込むとエンジンの回転数がすぐに上限に達し、遅れて速度が乗ってくるのです。
ラバーバンドフィールともいわれたりしますが、これが実に気持ち悪い(; ・`д・´)
それを解決するために、本来は不要な回転数の落ち込みを再現しているのがステップ変速制御です。
あたかもAT車(やDCT)のように有段変速で違和感を感じ辛くなっており、CVTに対するネガティブな印象を払拭してくれますので、もしあなたが車選びでCVT車を選ぶ際、このステップ変速制御があるかどうか気にしてみてはいかがでしょうか?
ただし、現時点で搭載されているのは非常に限られた車種ですので、もしこの技術が採用された車種を購入したい際はよく確認してください(*´ω`*)
この制御が導入されている車種、スバルとホンダは多めですね。
ということで、短いですが本日は以上です(*´ω`*)