レクサスの新型ミドルサイズセダン ES試乗インプレ ベースグレードでも溢れる高級感に感動!

自動車

こんばんわ、たまです。

 

少し続きますが、今回もレクサスの車についてです。

最近発売になったESの試乗に行ってきました。

※レクサスES300h 標準モデル。カラーは標準のブラックと思われます。ラメがなくソリッドな黒でした。

 

このESというモデルですが、サイズ的にもアコードと近いこともあり一番気になっている車です(*´ω`*) (買えるとは言っていない・・・)

 

試乗車はバージョンLという最上級モデルだったのですが、店内に展示車があり、その展示車がES300hの標準モデルでした。

そして、この標準モデルですが・・・これがなかなか侮れない質感で・・・(; ・`д・´)

 

ということで、今回はES300hの紹介をさせていただきたいと思います。

ただし、試乗車はバージョンLとなり、走行や乗り心地はバージョンLの感想となりますのでご注意ください(*´ω`*)

 

 

レクサスESとは?

レクサスESとは、レクサスの展開するミドルサイズセダンで、トヨタのカムリと兄弟車的な立ち位置にあります。

C-HRとUXのような関係ですね(*´ω`*)

 

その車体サイズは

全長 4975mm×全幅 1865mm×全高 1445mm

という、Mサイズセダンと言えど堂々としたサイズとなっており、カムリやアコードと同等か若干大きい車体となっています。

 

ちなみに、この値はクラウンよりも余裕で大きい値です。

 

 

レクサスのセダンラインナップとしては、同クラスにはこれまでGSという車があったのですが、ESはこのGSの後継車として登場しています。

 

ちなみに、海外ではESとGSが同時ラインナップされていました。

 

サイズも近いのですが何故同じようなサイズの車を用意しているのかというと、ESはFF車として、GSはFR車として住み分けをしていました。

 

カムリとマークXのような感じです(*´ω`*)

FFとFRの違いは一言でいうと実用性と趣味性の違いですね。

パワートレーンやプラットフォームを共用化してコストダウンを図りたかったのか、FRの需要が少なくなってきているのか実際のところは良く分かりませんが、FR車がまた一つ減ったことになります。

 

ということで、現状、日本でのレクサスのセダンラインナップで唯一のFFのセダンとなります(*´ω`*)

 

ESの外観  評価:★★★★☆

ESの外観ですが、レクサスの最上級モデルであるLSと瓜二つの外観を持つ、非常にラグジュアリーな雰囲気となっています。

 

 

ちなみにここに示す車両は最低グレードとなるのですが、まったく問題ないと思いませんか?むしろとても高級感漂う外観です・・・(*´ω`*)

貧乏な私からすれば、これでも最上級モデルなんじゃないの?というくらいの外観なのですが・・・

 

展示車のカラーはブラックというラメ等のない色のようです。

これはこれで深い黒色となっており悪くないのですが、よく見ると磨き傷のようなものが目立っていました(; ・`д・´)

 

尚、ラメ入りのブラック(グラファイトブラックガラスフレーク)はこんな感じです。

 

 

 

 

ちなみに、置いてあった展示車両は全くの標準状態ではなく、ヘッドランプのみLEDヘッドライト(税込み\201,960)が組み込まれています。結構な金額ですが・・・

 

ただし、それだけでこの外観が手に入ると思えば積極的に選びたいですよね(*´ω`*)

 

実際営業の方は大体の方がこのヘッドランプを選択されると言われていました。

といってもFスポーツ以上は全てLEDヘッドラインプが標準装備されるようですので、この悩みが出てくるのは標準グレードの購入を考えられている方のみとなるかと。

 

 

あと、ホイールのサイズが標準車は17インチとなります。

ホイールのデザインは悪くないと思いますのでこのままでもOKでは(*´ω`*)。

バージョンLが18インチ、Fスポーツが19インチですので、おそらく乗り心地的にはこれが一番良いはず。

 

 

ちなみに、この標準モデルにも18インチのホイールをオプションで選ぶことができます。

そしてそのデザインはバージョンLとも違う、この標準仕様のみのオリジナルデザインとなるようです。

しかもそのデザインはなかなか良く、しかも価格差は\110,160と比較的リーズナブル(*´ω`*)

普通のホンダ車でも16インチとかのオプションホイールを選ぶと同額かそれ以上の値段がするので、かなりお買い得なオプションではないでしょうか?

 

とはいえ、LEDヘッドランプとこのオプションホイールを選んだ時点で、Fスポーツとの差額まであと10万円という所へ来ますので、ここまでするのであればFスポーツを選ぶという選択種も・・・

 

ESの内装  評価:★★★★☆

次はESの内装です。

この展示車は、内装についてはオプションは何もついていないそうです(*´ω`*)

 

 

ハンドルはもちろん革巻き。そして本杢目の加飾も標準です。

スイッチ類もハンドル内に収められていて非常にすっきりしています。

 

そして、Fスポーツでなくともパドルシフトは標準装備と・・・。

画像左下に映っているシフトノブを見ていただければ分かりますが、マニュアルモードも搭載されていますので、ある程度ギアを固定した走行も可能(*´ω`*)

 

 

センターコンソール周辺。

この画像を見ると、ぱっと見いまいちのように見えるかもしれませんが、基本的に見えているパネルはソフトパッドが採用されており、助手席下のグローブボックスのパネルすらソフトパッドが奢られていました(; ・`д・´)

 

標準車でも、内装色はこのほかにもシャトーとトパーズブラウンという色が選べますので、こちらを選べば、もう少し良い質感が得られるかもしれません。

 

 

 

シフトノブ回り。

個々の質感も言わずもがなですね。

ドリンクホルダーは手前とシフト奥のパネルを開けると現れます。

 

センターコンソールのひじ掛けは、クラウンなどでも採用されている、左右どちらからでも開けることができるタイプ。

これはUXにも採用されていました。

スマホの非接触受電機をオプション選択すると、このコンソール内部に設置されるようです。

 

ちなみに私のスマホはiPhoneX XS Maxなのですが、カバー付きだと少々きつかったです。もし大きめのスマホを使っている方は、要確認です。

 

UXはXS Maxでも問題なく使えました。

 

 

シートはこんな感じ。

Ltexという合皮らしいですが、私からすれば質感は悪いどころかとても高かったです(*´ω`*)

もちろんパワーシートが標準装備です・・・。

 

ハンドルはこんな感じ。金属ではなく、金属風の塗装が施されているようです。

といっても見た目も触り心地も問題なし(*´ω`*)

 

勿論シートメモリーもついています。

 

 

 

色々な所で有名になってますが、ESの泣き所の一つのウインドースイッチ周辺のパネル質感。

確かに私の目から見ても質感が高いとは言えませんでした。。。

 

 

ちなみにこちらはTOYOTA C-HRのウインドウスイッチ周辺のパネル。

 

ピアノブラックのパネルもそうですが、ボタンそのものにも加飾が施されているのでC-HRの方が豪華なのは残念な所。

 

ただ、薄っすらとヘアライン仕上げになっていましたので、質感をあげる努力はしている模様。確実にマイナーチェンジでテコ入れが入るだろうな、と感じます(*´ω`*)

 

 

ということで内装はこのような感じで、ベースグレードでも十分すぎる質感であると思います!

 

 

走行性能  評価:★★★★★

続いてESの走行性能について。

まずは搭載されるハイブリッドシステムの出力について。

 

さすがに全開走行は試せていませんが、搭載されているシステムがカムリと同じ2.5LタイプのTHSⅡ(レクサスの場合はLHSのようです)ですので、トルクフルでとても力強い加速を見せてくれました(*´ω`*)

 

各出力の数値は下記の通り。

出力

  • エンジン:131kW (178PS)/5,700rpm
  • モーター:88kW (120PS)

トルク

  • エンジン:221N・m (22.5kgf・m)/3,600-5,200rpm
  • モーター:202N・m(20.6kgf・m)

システム出力

  • 155kW(211PS)

 

システム出力的には2.5Lエンジンを積むマークXや、2.0Lの高出力エンジンを積むTOYOTA86/SUBARU BRZ等と同程度の出力です。

ただし、システムトルクの表記がないため、トルクがどれほど出ているかは不明。

 

尚、カムリの0-100km/hの加速では、6.5秒台という数値を叩き出します。

 

この6秒台というタイムは、他の車で言えばゴルフ7のGTIモデル(6.5秒)やスバルのレヴォーグ 2.0 GT-S(6.7秒)という2リッターターボのスポーツモデルに匹敵する値です。

 

ということは、そんな加速性能をもつカムリと同じシステムを積むESも、それらの車に匹敵する搭する走りを見せてくれることと思います。

 

 

乗り心地や静粛性については、やはり抜群に良かったです。

試乗車はバージョンLでしたので、18インチのタイヤを履いているのですが、私のアコードと比べられないほど乗り心地が良かったですね・・・。

 

試乗後の帰り道で同じ道を通ってみたのですが、ガタガタと車体が揺れて、『あれ?この道こんなに凸凹だったのか!』と驚いたほど。

 

もともとアコード(前期型)のサスペンションは固めなのですが、振幅感応型ダンパーが採用されており、自動車評論家の評価はなかなか良かったのですが、それが霞んでしまうほどのスムースさでした(; ・`д・´)

 

(ちなみに後期型アコードは乗り心地が大幅に改善されています。タイヤもレグノが奢られていましたので、サスペンションだけの問題ではないかもしれませんが、前期型、後期型の乗り比べても明らかに違いを感じるくらいに良くなっています。)

 

もちろん、ESは各所に施された制振、清音化対策によって車内に不快な音は入ってきませんので、非常に快適な空間が保たれます

 

これが、レクサスか・・・と思い知ることになりました(*´ω`*)

 

 

値段について  評価:★★★☆☆

レクサスESの値段について。やはりかなりの高額となります。

兄弟車のカムリの価格が329万円~という値段設定なのですが、ESは580万円~というほとんどダブルスコアの値段設定となっています(; ・`д・´)

 

もちろん、基本価格に専用ナビゲーション費用やメンテナンス費用、コネクテッド技術のサポート費用等も含まれています。

車体の作り込みや使われている素材の品質アップによりコストも上がっているでしょう。

さらにレクサスというブランドが乗っかってきていますので、カムリとは一線を画す値段となってしまっているようです。。。

 

 

ちなみにもらってきた見積もりはこんな感じです。

内容は、車体がES300hの標準で、メーカオプションとしては

  • 3眼LEDヘッドライトシステム
  • 18インチホイール&タイヤセット
  • 1500W アクセサリーコンセント
  • 置くだけ充電

その他付属品としては

  • ナンバープレートロックボルト
  • タイヤロックボルト
  • フロアマット

といった感じで合計が50万円程。ホイールが通常のもので良ければ40万円弱まで下がります。

ボディコーティング関係は一切入れていません。

 

これで総額640万円ほどでした。

※ただし、この見積もりの支払総額にはアコードの下取り価格が反映されているため、実際の総額とは異なっていますので注意が必要です。

 

めちゃくちゃ頑張ればいけるかもしれませんが・・・ちょっと現実的ではありませんでした。

 

 

総評 評価:★★★★☆

ということでレクサスESの試乗インプレと標準モデルのレビューでした。

 

最低グレードでも580万円~というかなりの高額設定ではあるものの、それに見合うだけの質感、機能は備えており、レクサスというブランドも相まって、それくらいの値段はしてしまうかな・・・というった印象。

 

ただ、このレベルの装備があるのであれば、無理してバージョンLを購入する必要もなく、標準グレードに最低限の装備をプラスすればよいのでは?というのが私の思い(*´ω`*)

 

ちなみに、営業の方に一番売れているグレードは何か聞いてみると、各グレード満遍なく出ているとのことでした。

 

UXの場合は『標準モデルはオプション含めて装備の面でお勧めしませんし、ほぼ出ていません』という話でしたので、そういった意味ではESの標準グレードは、ユーザ側としては値段を重視する選択をしても、あからさまな優劣を感じることは無い、ということかと。

 

 

ちなみに、参考までにUXの見積もりを貼っておくとこんな感じです。

 

あれ・・・ESの標準グレードとほぼ変わらんくない?(*´ω`*)

 

装備を見てもらえばわかるのですが、このUXの見積もりはハイブリッドバージョンLの4WDで元々車両価格が高いうえに、オプションもなかなか詰め込んであるためここまで値段が上がってしまいました。

 

といっても、バージョンLを選んでオプションを必要な物に絞ったとしても、普通に500万円超えますが(*´ω`*)

 

ということを考えると、ESってもしかするとコスパ良いのでは?(錯乱)

 

いつかは欲しいですね、ES。

今の私では、血反吐はいて働いてやっとUXくらいが関の山っぽいです・・・。

 

 

ちなみに、所有にこだわらなければ残価設定ローンという手もあり、そちらは月々の支払いがだいぶ抑えられます(*´ω`*)

ESだとこんな感じ。

頭金200万、5年後残価設定が145万円だと、月々25000円です。

 

・・・なんか行けそうな気がする!(錯乱)

 

ということでESのレビューでした(*´ω`*)

 

 

 

 

おまけ

実は、今回面白いことが分かりました。

 

アコードの下取り額ですが、以前日産のリーフを試乗した際に下取り査定してもらったのですが、そこでの下取り額が75万円でした。

一方、DMM Autoでの買取査定が81万円でした。

今回、リサイクル料込でレクサスでの下取りが81万円となっていました。

 

思ったより高く値がついてびっくりしたのですが、理由を聞いてみると、『走行距離はかなり走られている(査定時点で走行距離8万3千キロ。月2000km走る過走行車です)のですが、外装が非常にきれいですので、その分で減点がありませんでした』、ということ。

 

※愛車のボンネットに反射する建物や空。誓って言いますが、有料のコーティング業者等で作業してもらったことはありません。

 

以前記事にもしたのですが、私の車ってメーカや業者の有料コーティングもしていませんし、青空駐車の車です。

 

ただ、洗車にはある程度気を使って実施していることで、今でもボディ表面にはおおきな劣化等もなく、きれいな状態を維持できています。

 

私の洗車に使う道具はプレクサスという市販コーティング剤とコストコでも購入可能なマイクロファイバータオルだけです。

あとのものは100均やオートバックスで安売りしているスポンジくらい。

 

メーカの5万円も7万円もするお高いコーティングをしなくても、市販品のみでしっかりコンディションの維持ができている、という自分の励みになりました笑。

 

ということで、私の洗車方法や使用道具について、解説してますので良ければ下記記事ご覧ください(*´ω`*)

 

下取り価格にも影響あり!? お金を掛けなくてもできる、車、バイクの洗車のコツを紹介
いいですよね、洗車した綺麗な車でドライブ。家族でもいいですし彼氏、彼女とデートに向かうときはきれいな車で行きたいですよね。そこで、高価なガラスコーティングを施工しなくとも、身近にあるものでガラスコーティングに匹敵する艶・光沢を発揮できる方法がありますので紹介します。これを行えば、ドライブもデートも最高の気分に!

 

 

最後までご高覧いただきましてありがとうございました。