トヨタで最も売れているコンパクトハイブリッドカー アクアについて! 運転しやすく維持費も安いコンパクトカー選び

自動車

こんばんわ、たまです。

アクアという車、知らない人は居ないと思いますが、とても息が長い車ですね。

※トヨタ アクア  TOYOTA HPより引用

 

2011年から発売されて、約8年間2度のマイナーチェンジを行ったものの、車体やシステムに大きな変更なしに今でも販売されています。

しかも、販売台数はトヨタ車の中でトップ。

 

今日はトヨタ アクアの紹介と、人気の理由を探っていきたいと思います(*´ω`*)

 

アクア概要

アクアとは、トヨタのコンパクトハイブリッドカーのことで、今でこそヴィッツハイブリッドがありますが、2011年に発売した初代アクアから続く、由緒あるコンパクトハイブリッドの元祖です。

※2019年2月現在のアクア。2度のマイナーチェンジを受けたスタイルとなる。 TOYOTA HPより引用

 

発売当初から人気を博し、小型軽量な車体故にきびきびした走りができることから、スポーツも楽しめるハイブリッドカーということで、ユーザーの間で話題になったこともありました。

 

 

発売当初(2011年初期型)のアクアはこんなデザイン。

今よりも丸っとしてて、可愛いイメージがあります(*´ω`*)

この当時のモデルは、現行モデルと比べると、コストダウンに突っ走っている仕様で、中に乗ると、チープ感が否めない印象でした(^-^;

 

最近はマツダのデミオをはじめ、コンパクトカーにも質感を求められるようになってきており、特に現行モデルは初期型に比べて同じ車とは思えないほどの質感アップを果たしています。

 

一方で、ハイブリッドシステムには現行型まで特に大きな変更はなし。

いかに搭載されているシステムが優秀であるかを物語っています(*´ω`*)

 

 

 

1詰めのマイナーチェンジを2014年に実施し、上の写真のような形状へ変わりました。

テールランプの意匠も変更され、先進的な形にブラッシュアップされています。

 

この型の特徴は、初期型で不評であった内装の大幅改善です。

車内に入るといかにもプラスチッキーであった先代と比べて、ソフトパッドや合皮パネルが散りばめられ、よほどの拘りがなければ、文句の出ないくらいの豪華さになります。

 

 

 

 

そして、2017年に現在のアクアの形状へと再度マイナーチェンジを受けました。

このマイナーチェンジにより、最近では当たり前になりつつある運転補助システムが搭載され、なんと、コンパクトカーであるにもかかわらず、サポカーSに相当するシステムが搭載されることに

 

さらに、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)オプション装着車は「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」(サポカーS〈ワイド〉)に該当し、現在の最高レベルの安全補助システムを手に入れるに至りました。

 

外装も2度目のブラッシュアップを受けて、さらに先鋭的なデザインへ進化しています。

 

内装について

上記に記載した通り、現行型(2017年マイナーチェンジモデル)は内装もかなりの力の入れようで、本当にコンパクトカーなのかと見紛うレベルに・・・。

ナビ回りもピアノブラック加飾され、良サイドエアコンからセンターコンソールまでのパネルには合皮をあしらった、非常に上品なつくりになっています。

 

ハンドルのオーディオスイッチ周りにも、ピアノブラックの加飾パネルがうまく散りばめられており、質感で不満を抱くということが少なくなってきていると思います。

 

ただし、注意が必要なのは、どうしても廉価モデルは装備が乏しくなってしまうのですが、最廉価モデルの後席窓はオートではなく、昔懐かしい手回し式となってしまいます

 

安いのが欲しいからと言って、最廉価モデルを買うと、ハイブリッドという進んだシステムを積んでいるにもかかわらず、原始的な装備を併せ持つ、あるいみ”ハイブリッド”な車になってしまうため注意が必要(*´ω`*)

 

走行性能について

アクアに搭載されるハイブリッドシステムは、プリウスに搭載されるシステムよりも小型の1.5Lハイブリッドとなります。

 

当然出力もそれ相応に小さくなりますが、実はこのシステム、旧型(20型)のプリウスに搭載されていたものと同じもの(様々な改良は施されていますが基本的には同一)なので、コンパクトカーに搭載するにしてはパワーのあるシステムともいえます。

 

※アクアと同じハイブリッドを搭載していたプリウス20型。サイズ的にはCセグメントに属する、比較的大きな車体を有するが、1.5Lハイブリッドシステムで必要十分なパワーを得られていた。

 

そのシステムと、さらに車両自体の軽さから、加速力では現行のプリウスに匹敵する、0-100km/lが9秒中盤というスピード。

これだけのスピードが出れば、日常使用で不便に思うことはまずないと思われます(*´ω`*)

 

また、燃費性能についても抜群で、実燃費で25km/L前後は普通に出てしまうようです。

実際知り合いがマイナーチェンジモデルに乗っていますが、25km/L以上の燃費は普通に出るということでした。

 

使い方にもよりますが、やはりトヨタのハイブリッドシステムは燃費性能に非常に秀いているという印象です。

 

スポーツモデル、GRについて

スープラの記事でも書きましたが、最近トヨタはスポーツモデルの投入に熱心です。

プリウスをはじめ、アクアやセダンのマークX、果てにはなんとミニバンもスポーツモデルとしてラインナップに入れてしまうという、ある種”壊れ”ともいえるような暴挙に出ています。

※GRアクア外観 TOYOTA HPより引用

 

このアクアについてもGRモデルが設定されており、他のモデル同様スポット溶接増し、補強ブレースの追加、内装のGRモデル仕様への変更、大口径ホイールの採用等、スポーティな印象を与えるパーツが様々に奢られています。

 

GRアクアの内装。 TOYOTA HPより引用

 

私の父親が30型プリウスのG’sモデルを所有していますが、運転してみると、車体もカチッとしており、とてもスポーツカー的な魅せ方をしているため、なかなか好印象だったことを覚えています。

残念なのは、動力システムに変更がないため、どうしてもドレスアップとしての車としてしか見れないこと。

 

最近ははGRシリーズでもエンジンに手を加えているモデルも出てきましたが、アクアはそういったことはされていません。

 

ただ、このアクアのGRモデルに関しては、意外と他のモデルと異なり、現行型をしっかり使っているな、という印象です。

 

実は、ノアやヴォクシーのGRモデルは、マイナーチェンジモデルをベースにせず、初期型をベースにしているため、ヘッドライト意匠が古く、すこし残念な形になっているのですが、アクアはしっかりマイチェン後のモデルを使ってGR化してくれています。

 

小さな点であまりこだわる人もいないかもしれませんが、些細なことが気になる人間からすると、こういった点は非常に大きなプラスポイントです(*´ω`*)

 

 

まとめ

ということでアクアについて、纏めてみました。

 

2011年発売のモデルではありますが、2度のマイナーチェンジを経て外観は現在の流行に沿ったものへブラッシュアップ、さらに安全運転補助システムを充実させたことで、他の最新コンパクトカーに比べても見劣りしない車になっています。

 

しかも、やはりTHSⅡは燃費の王者ともいえるシステムで、プリウスの燃費スペシャル仕様には劣るものの、私絶賛のi-DCDを搭載したフィットの燃費をしのぎ、コンパクトカーNo.1の低燃費性能を誇ります。

 

しかも、小型な車体で取り回しも良く、ハッチバックであるために荷物の搭載、長尺物の運搬にも使える、とまさに痒い所に手が届く車(*´ω`*)

 

 

燃費がよくて運転しやすい、そして滑らかな運転フィールが欲しいという方には超おすすめの車ですね。

 

上記を踏まえ、私的におすすめのコンパクトカーの選び方は下記(*´ω`*)

  • ハイブリッドで更なる動力性能が欲しい場合はフィットハイブリッドを。
  • 運転する楽しさやディーゼルを味わいたい方はマツダのデミオを。
  • トヨタの信頼性と高い次元でまとまった性能を享受したければアクアを。

 

ということで本日は以上です(*´ω`*)