こんばんわ、たまです。
今回は私の愛車であるアコードハイブリッドについて紹介したいと思います(*´ω`*)
というか、今までいろいろな記事を書いてきましたが、自分の愛車の記事をちゃんと作っていないことに、今更ながら気づきました(; ・`д・´)
実はこのブログ、⇒のバーにあるアクセスランキングに表示されている通り、i-MMDに関する記事が最上位となっています。
なので、もしかするとi-MMDを搭載したアコードの話って需要がある?と思い、そそくさとこの記事を書いています。(セダンという不人気形状で、最近販売も低迷しているし、需要ないかなと思って、今をときめくC-HRばかり記事にしていたのですが・・・)
i-DCDべた褒めの私ですが、i-MMDの優秀さも身をもって感じています。
もし車選びでi-MMDというシステムに興味が出てきた、若しくはホンダが今後展開を広げていくi-MMDに興味があるという方は、この記事と、下記のシステム紹介記事を見てみてください。
燃費もパワーも最良!ホンダのハイブリッドシステム i-MMDについて
ということで、少し導入が長くなってしまいましたが、アコードハイブリッドの紹介始めます(*´ω`*)
アコードハイブリッド(CR6型)ってどんな車?
アコードハイブリッド(CR6)とは、ホンダが2013年に発売を開始した、ミドルサイズセダンです。(CR6というのが初期型の型式で、マイナーチェンジ後はCR7型となります)
ただ、ミドルサイズと言ってもそれは海外の話であって、日本国内で言えば明らかに大型のセダンに分類されます。
ハイブリッド専用車として発売され、そのシステムにはホンダ渾身の新型ハイブリッドシステム、i-MMDが搭載されています。
大柄な車体、良好な燃費、それでいて2.0Lエンジンとは思えない力強い走りによって、登場したときはかなり話題になり、その驚愕の性能に自動車評論家も感嘆の声を上げていたことを思い出します。
それまでのホンダのハイブリッドシステムがIMAだけで、性能的にも燃費的にもパッとしない物しかなかったところに、まさかの超完成度のハイブリッドが突然現れたわけですから無理もありません(*´ω`*)

ちなみにこのアコードハイブリッド、2015年に5代目のレジェンドが発売されるまでは、ホンダのフラグシップセダンを務めていました。
それでは、各部寸法や特徴、そして、そのシステム出力と燃費性能について解説していきます。
車体寸法について アメリカ人がゆったり座れるゆとりの空間と堂々たる車格を持つ車
車体寸法は全長4915mm×全幅1850mm×全高1465mmということで、日本車としてはかなり大きなサイズとなります。
このサイズは、トヨタのクラウンを余裕で超えており、主に海外向けに発売されているトヨタのカムリ、マツダのアテンザ、そしてスバルのレガシィなどと同じくらいの大きさです。
クラウンは大きな車と考えられがちですが、日本向けに設計されているということもあって、要所要所では比較的コンパクトにまとまっていたりします。
中でも横幅なんかは取り回しを考慮して、頑なに1800mm以下を貫いています。
ちなみにこの横幅の値は、実はカローラスポーツと同じ横幅なんです。
クラウンとカローラの幅が同じって、不思議な感じがしますよね(*´ω`*)
すこし脱線してしまいましたが、アコードの話に戻ります。
なぜこれほど巨大なのかというと、基本的にこの車は北米をターゲットに開発された車で、乗車する人の体格もアメリカ人のサイズ(180cmの人がゆとりをもって座れる広さ)を基準に作られている為です。
なので、車体サイズだけでなく車内も非常に広いため、我が家ではファミリーカーとして大活躍しています(*´ω`*)
ただ、このサイズは日本の道に適したサイズとは言いづらく、やはり狭い道や田舎の細い道等を通るときには不便さを感じますし、古い駐車場なんかに行くと、白線の幅ぎりぎりで止めないと、駐車できないといったことにも遭遇します(^-^;
慣れればどうってことは無いのですが、車両感覚をつかむまでは、少し取り回しに苦労するかもしれません(^-^;
でも、逆に考えれば、それだけ車体は頑丈に作られており、安全性はかなりな物なわけです。
アコードハイブリッドの優れた安全性
下記の衝突実験動画を見てください。
私の愛車と同型のCR6型アコードハイブリッドに、様々な衝突試験を実施、その性能評価を行っている動画です。
まず、どの衝突実験でも、クラッシャブルゾーンは壊れても、乗員スペースがつぶれるなんてことはありません。
そして、横からの衝突実験を見ると、衝突後車両が不安定になることもなく、その低重心からの安定性により、横滑りするだけで横転することはありませんでした。
また、車両内部へのダメージも抑えられており、いかに車体構造が安全に作られているかが分かります。
最後の評価も最高得点を獲得しており、万が一事故を起こしても乗員を守ってくれる=大事な人を載せるのに向いている車と言えます。
私がアコードを愛車として選んだ理由の一つがこれです(*´ω`*)
基本的に車体が大きいということは、安全性が高いということですので!

この衝突実験、様々な車種のデータがyoutubeにアップされていますので、気になる方は愛車の実験について調べてみても面白いかもしれません。
この車体でこの燃費!?加速も抜群!ホンダ渾身のi-MMDの実力
i-MMDの記事でさんざん記載しているのですが、ホンダの新型ハイブリッドシステムを初めて搭載したのがこのアコードです。
それまでの同クラスのハイブリッドシステムは、クラウンやカムリといったセダンが搭載していたTHSⅡになるのですが、この時のTHSⅡの燃費性能は約25km/Lでした。
一方、このアコードハイブリッドの燃費性能は、初期型でもJC08モード燃費で30km/Lとなります。詳しい諸元は下記の通り。
アコードハイブリッド[CR6] 諸元
- 最大トルク:315N・m [32.1kgf・m]
- システム最高出力:158kW [215PS]
- 燃料消費率:30.0km/L
おおっ、結構燃費イイな!と思いますよね。
この数値、実は3代目プリウスとほぼ同じ(3代目プリウスの標準グレード:30.2km/L)です。
しかも、ただ燃費が同じだけじゃないですよ。
i-MMDを搭載したアコードは、プリウスと同レベルの燃費を叩き出す一方で、30kgf・mを超える大出力のモータを主動力とすることで、動力性能は大幅に上回ります。
加速動画はこちら(*´ω`*)
タイム計測が行われていないので、実際の0-100km/hタイムが分かりづらいのですが、私が手元のストップウォッチで計測したところ、この動画の0-100km/h加速タイムは約7.5秒でした。
ちなみにプリウスはこちらです。
ちょっと動画によって数値が変わるのですが、大体最速で8.5秒~9.5秒といったところです。
排気量がほぼ同じで、車重は300kgほどアコードの方が重いにもかかわらず、この結果です。
もはやエコカーではなく、スポーツセダンと名乗っても良いのでは?(*´ω`*)
あまり知られていない超お得な情報・・・中古車について
と、ここまでは主に車格・安全性・性能に関することを記載してきましたが、私がアコードハイブリッドを選んだもう一つの大きな理由がありますので紹介します。
アコードハイブリッドってこれだけの性能を持った高級(?)セダンなのに、中古車はとても安いんです(*´ω`*)
カーセンサーやGooで調べてみてほしいのですが、私のと同じ年式(2013年)のアコードハイブリッドであれば、実はFITのガソリン車くらいの値段(140万円程)~流通しています。
ちょっとGooで見てきましたが、ものの数分でこんなものを見つけました(*´ω`*)
※2019年5月時点の情報
値段と走行距離に注目です(*´ω`*)
2014年式で5万キロというと、年間1万キロほどの走行距離ですので、過走行でもなく、かといってずっと放置されてきたわけではない通常の使われ方の車両になりますね。
そしてその値段は・・・なんと本体価格が驚愕の129万円。
これ、新車価格の1/3の値段です・・・。
前期型とはいえ、現行モデルなんですよ、これ・・・
なぜこんなに安いのか?
2つ理由があるのですが、一つ目はセダンという車体形状故に人気がないため。
つまり、SUVやミニバン等が新車中古問わず人気で値段が下がりにくいのに対し、セダンは人気も薄れてきており、中古車市場でも不人気車となってしまいますので安値がつけられていることが多いです。
もう一つはホンダ製ということ。
これはホンダをバカにしているわけではありません。私ホンダ党なので(*´ω`*)
ホンダという会社は、どうしても高級車というイメージがなく、プレミアム化しづらいんですよね。
よく、走りのホンダとかエンジンのホンダ、最近ではミニバン屋のホンダといったかたちで揶揄されますが、どちらかというとスポーツ性能を謡った車が好きなイメージがあり、そういった方々からすると、『ホンダの高級車?うーん・・・』と、嫌煙されてしまいがちです。
そういった理由で、ホンダのフラグシップであるレジェンドの販売も不振しています。
レジェンドって車体性能やシステム性能は、それはそれは素晴らしい物なんです。
もし、トヨタやドイツの自動車メーカーから発売されれば、ひょっとすると1000万円は軽く超える値段設定になるんじゃないか?と個人的には思っています。
それぐらい驚異的で複雑で、画期的なシステムを搭載しています。
ともあれ、アコードにしろ、レジェンドにしろ不人気形状と高級車志向のないホンダ製ということもあり、中古車市場では燦燦たる結果に・・・。
(新車販売台数でも、アコードはカムリの1/10程度という・・・)
でも逆に言えば、安くて良い物を探していて、セダンという形状に抵抗がない方であれば、このアコードハイブリッドという選択は非常に良いものになります。
安い安いと言っても、一時期ホンダのフラグシップを担っていましたからね。
車格と見た目の豪華さはさすがに400万円クラスのものがあります。
若い方がこれに乗って登場すると、おおっ!ってなりますよ、きっと。
あ、女性にモテるかというと微妙です(^-^;
うちの嫁さんはあまり好きじゃないようなので・・・笑
ジジ臭いと言われました・・・
まとめ
ということでアコードハイブリッドについて紹介してみました(*´ω`*)
簡単に纏めると、下記のような特徴がある車です。
- アメリカ向けの大柄な車体。一時期ホンダのフラグシップを務めていたホンダ渾身の一台。
- その車体サイズやセダンという形状から安全性も非常に高い。
- 一方で、燃費に関しても低燃費で有名なプリウスに引けを取らない超低燃費性能。
- 燃費が良いのに動力性能は2リッタースポーツカー並みというぶっ壊れ超性能
- 中古車になると途端に値段が下がり、フィットクラスの値段で買えてしまう恐ろしいコストパフォーマンスを持つ。
頑丈、燃費が良い、しかも安く買えるって、攻守完璧な車じゃありませんか?(*´ω`*)
セダンという形状に抵抗がないのであれば絶対におすすめです!
今回は主にスペックや性能面の紹介になってしまいましたので、そのうち愛車の外観や内装、使い勝手などのレビューも加えたいと思います。
以上、最後までご高覧頂ありがとうございました(*´ω`*)