確実にバイクの運転が上手くなる! 小さな排気量でもビュンビュン走るコツ バイクのパワーバンドの話

Kawasaki Ninja250R (2009)

こんばんわ、たまです。

今日はツイッターでツイートしたら思いのほか反響のあった、パワーバンドの話について纏めます。

 

バイク、特に250ccのバイクに乗ってる方、自分のバイクのトルクカーブって見たことありますか?(╹◡╹)

もし、自分のバイクが非力だなーと感じている方がいらっしゃったら、パワーバンドを意識して運転してみると世界が変わるかもです。

 

パワーバンドとは?

 

下記に示すのが、Ninja250Rのトルクカーブという図です。

 

 

赤線が馬力、青線がトルクを表し、縦軸に出力、横軸はエンジンの回転数を表しています。 そして、図中のオレンジ色の部分がパワーバンドと呼ばれる範囲で、この範囲でエンジン回転数を維持できれば、そのエンジンの性能をフルに発揮できます。

 

Ninja250Rに搭載されるエンジンの扱い方

 

Ninja250Rの場合、最大トルク発生回転数である8500rpmから最高出力(馬力)を発生する11000rpmの間で回転数を維持してやれば、1番エンジンの美味しいところを使うことができます(╹◡╹)

この帯域を使えば、Ninja250Rといえど、なかなか侮れない性能を発揮してくれますよ!

ただ、トルクバンドに入れるとすぐに法定速度に達してしまうので注意が必要です。一般道でも3速でパワーバンドに入れたら普通に捕まる速度が出ていると思います。 なので、いい塩梅で調整してください_:(´ཀ`」 ∠):

 

私の場合はトルクバンドのちょい下くらい(6000〜8000回転)で乗ってますが、これでもキビキビ走るのには十分なパワーを発揮してくれます。 巡航時以外は大体3速前後で走ってる事が多いですね。

 

パワーバンドの概念を知らないと・・・

 

昔はバイクのエンジンのことをよく分かってなくて、Ninja250R遅いなー加速悪いなーとか考えてた時期があったのですが、その頃ってエンジン回転数で言えば4〜6000回転くらいしか使ってなかったんですよね

この回転数って、125ccバイクのパワー程度しか出てないんですよ_:(´ཀ`」 ∠):

 

それで250ccの車重を動かしてたらそら遅いわな、って話です。。。 結局昔はそのことに気づかず、大型バイクに乗り換えてしまったわけですが、そういったことを知って250ccに戻ってくると、250ccでも全然ええやん、となりました(о´∀`о) 勿論、絶対的なパワーは大型に敵いませんが!

 

 

ちなみに言わずもがなですが、400cc以上のバイクはパワーバンドに入れるとスピードが出過ぎるのと、トルクバンドに入れなくても十分走れるパワーを持っているのであまり意識しなくても大丈夫だと思います。 むしろ600ccSSとか1000ccSSでトルクバンドを維持した走り方ができるのはプロだけかも。。。

 

 

まとめ

 

という事で、250ccに乗ってる方、もしパワー足りないな、と感じるのであれば、自分のバイクのトルクカーブを調べて、意識して回転数コントロールしてみてください。 見違えるほど軽快に動いてくれるようになりますよ(╹◡╹)

 

250ccだって結構なパワー持ってます。 その使い方を知れば、より自分のバイクのパワーを引き出すことができますので、是非一度調べてみてください(^ω^)

愛車の名前 トルクカーブでググれば、多分見れると思いますので(╹◡╹)

 

 

以上!